あたしは、小学校から電車通学だった
朝は、ぎゅうぎゅう詰めで、大人の足元にいた。
小学1年でこの状況は、かなり厳しい。
帰りは疲れちゃって、座ったら頑張って起きておこうとしても、どうしても寝てしまう。
まだ小学低学年だと、一瞬で寝落ちしてしまう。
何度か寝過ごしたこともある。
自分で戻れたり、ママに迎えに来てもらったり。
そこでママが、帰りの電車用に首から下げる物を作ってくれた。
「○○駅で降ります」
というプラカードみたいなもの。
それをするようになってから、降りる駅に近づいてきたら、周りの大人の人達が、
「お嬢ちゃん、もうすぐ着くよ」
って起こしてくれるの。
そして、「ありがとうございました」って言って降りてたなぁ~。
でもね、半年くらいしたら、周りの大人の人達は、あたしのことを知ってたと思う。
プラカードを首から下げるのを忘れても、起こしてくれてたから😊
朝は、あたしが圧し潰されないよう、ガードしてくれてた気がする。
大人の人達が、みんなであたしを守ってたんだと思う。
あたしも20代になって、そういう子がいたら、大丈夫かな?って気に掛けると思う。
こういうふうになった理由の1つに、
当時のあたしもそうだけど、電車の何両目あたりに乗るって決めたのね。
降りたら改札に近いとか、そういった理由が皆さんあると思うのね。
電車に乗る時間もだいたい決まってる。
だから、あたしのことを知ってる人が多くなったのだと思う。
目立つしね。
このように、子供を親だけでなく、みんなが守ってあげる世の中になって欲しい。
もっともっと。
そして、もっと安心して子供が育てられる世の中になって欲しい。
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余談だけど、
これはあたしが脳障害で入院中にママから聞いた話。
あたしは一人っ子で、パパは凄く心配で(誘拐など)、通学中に護衛を付けてたって💦
あたしにバレないよう、交代で行き帰りを見守ってたって。
それを聞いた時、一瞬笑ったけど、パパの気持ちも理解出来てウルっときました。